バイクに乗り始めるとき、最初に揃えたいのが「ジャケット」ですよね。
でもいざバイク用品店に行ってみると…女性用のジャケットは花柄やちょうちょ柄、いかにも女の子らしいデザインばかりで、「自分が着たいものが全然ない!」なんて感じること、ありませんか?
私もはじめてお店に行ったとき、「これ着て走りたい!」って思えるものがなくて困りました…。
そこでこの記事では、シンプルでかっこいい女性向けオールシーズンジャケットをブランド別に10点厳選してご紹介します!
安全性はもちろん、バイクを降りてからもそのまま着ていられるデザイン性も重視して選んでいますよ。はじめてジャケットを選ぶ方にも、買い替え検討中の方にも参考になるはずです!
オールシーズンジャケットって何?種類と選び方

この記事では「オールシーズン用」に絞って紹介しています。ジャケットの種類の違いをまずざっくり押さえておきましょう!
ライディングジャケットの種類
ライディングジャケットには、大きく分けて3種類あり、季節ごとに分かれています。通気性や防風性、生地の厚さなどが全く異なります。
| 種類 | 着用シーズン | 特徴 |
|---|---|---|
| オールシーズン(春・秋) | 春〜秋(目安:15〜25℃) | ベンチレーション付き・薄手・着脱インナーで温度調節可 |
| メッシュジャケット(夏) | 夏(真夏のツーリング向け) | 全面メッシュで通気性◎・夏以外は寒い |
| ウィンタージャケット(冬) | 秋冬(目安:10℃以下) | 防風・防寒重視・インナーダウン付きのものも |
はじめての1着はオールシーズンが正解!
3シーズンそれぞれ1着ずつ揃えるのが理想ですが、ジャケットって高いですよね。最初の1着はオールシーズン用がおすすめです。
・夏は前を少し開けてベンチレーションを活用すれば涼しく走れる
・冬は中に薄手のダウンやマウンテンパーカを重ね着すれば防寒できる
・春・秋はそのままちょうど良く着られる
1着で3〜4シーズンカバーできるので、コスパの面でも◎です。ご自身の予算や走る季節に合わせて使い分けてみてください。
買う前に確認!プロテクターの装備部位
ジャケットを選ぶとき、デザインと同じくらい重要なのがプロテクターの装備部位です。
- 肩・肘:ほとんどのジャケットに標準装備
- 背中:標準装備のものとオプションのものがある
- 胸部:多くのブランドで別売り!見落としがちな部位
ブランドによってプロテクターの付け方が異なります。私が愛用しているRSタイチはボタンで留めるタイプで、ジャケットを脱ぐときもパチパチとボタンを外すだけなので手軽です。
「胸が潰れてしまいそう…」と心配な方もいらっしゃるかもしれません。安心してください。女性用のプロテクターは自然な胸の形になっているので、プロテクターを付けても女性らしいスタイルになります。
胸部プロテクターは命にかかわる重要部位です。2024年の警視庁のデータでは、頭部の次に胸部が致命傷になっています。胸部は心臓や肺など、生命維持にかかわる臓器がたくさん存在しています。

胸部プロテクターを用意するだけで、事故で命を落とす確率はぐんと下がります。ジャケットと一緒に必ず準備しましょう!
【一覧比較表】今回紹介するオールシーズンジャケット10選

現在発売されているおすすめのジャケットを10個選んでみました!自分に合いそうなブランドをチェックしてみてください。
| ブランド | 商品名 | 価格帯 | プロテクター | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| TAICHI | RSJ733 | モトレック オールシーズンパーカ | 中〜 | 肩・肘CE LV.1・背中(胸は別売) | はじめての1着・着脱インナーで幅広いシーズン対応 |
| TAICHI | RSJ730 | ソフトシェル オールシーズンパーカ | 中〜 | 肩・肘CE LV.2・背中(胸は別売) | 撥水性重視・着脱インナー付き |
| TAICHI | RSJ732 | ソフトシェル フーディ | 中〜 | 肩・肘CE LV.2(胸は別売) | 軽い着心地・安全規格にこだわる |
| Alpinestars | STELLA SEKTOR v2 TECH HOODIE | 中〜高 | 肩・肘(ケブラー補強) | バイク感を出したくない・ストリート系 |
| Alpinestars | STELLA T-SP S WATERPROOFジャケット | 高〜 | 肩・肘(胸・背中は別売可) | 雨の日も乗る・防水性重視 |
| KUSHITANI | RAY JACKET(KL-2352) | 高〜 | 肩・肘・背中(ソフト) | コットン素材が好き・こだわりの質感を求める |
| KUSHITANI | AMENITE JACKET(KL-2436) | 高〜 | 肩・肘CE・背中ソフト(胸は別売) | キャンプツーリング・長距離ツーリング派 |
| KUSHITANI | KL-2415 FORWARD AD JACKET | 高〜 | 肩・肘・背中(ソフト) | アドベンチャー系デザイン・撥水性重視 |
| DAINESE | CENTRALE ABSØLUTESHELL™ PRO JACKET WMN | 高〜 | 肩・肘CE LV.1(胸・背中別売) | 全天候対応・防水性重視 |
| DAINESE | AVRO 5 LEATHER JACKET WMN | 高〜 | 肩・肘CE認定(背中・胸別売) | 本革・スポーティなスタイルが好き |
① カジュアル&コスパ重視なら RS TAICHI(タイチ)
タイチは大阪に本社を置く日本のアパレルメーカーで、全国各地にショップがあります。デザイン性・機能性・コスパのバランスが優秀で、女性ライダーにも人気のブランドです。ツーリングがてらにショップに立ち寄るのも楽しいですよ!
私も愛用しているブランドです!デザイン性とコスパが高くて、はじめてのジャケットにおすすめです。
RSJ733 | モトレック オールシーズンパーカ
- 全5色(アッシュネイビー/ブラック、チノ/ブラック、チャコール/ブラック、チノ/ブラウン、ブラック/バーガンディ)
- WS/WM/WL/WXLの4サイズ展開
- プロテクター:肩・肘CE LV.1・背中フォームパッド(胸はCPS対応・別売)
着脱式のインナージャケット付きオールシーズンパーカです。T-DRY防水・防風のアウターに暖かい保温インナーが付属した3WAY仕様で、肩・肘にはCE LV.1プロテクターを標準装備。アノラックスタイルの大容量カンガルーポケットも使い勝手◎。
肌寒い春先や秋口はインナーを付けて、暑さが和らいだ初夏や秋はインナーを外して軽やかに。「これ1着でいつでも乗れる!」という安心感が最大の魅力で、はじめてのジャケットとして本当におすすめできる1着です!
RSJ730 | ソフトシェル オールシーズンパーカ
- 全6色(アイボリー/チャコール、オパールグリーン、ブラック、チャコール/ブラック、ダークカーキ、スラッシュブラック)
- WS/WM/WL/WXLの4サイズ展開
- プロテクター:肩・肘CE LV.2・背中フォームパッド(着脱インナー付・胸は別売)
普段着のような外観の中に、プロテクター内蔵のインナージャケットを装備。このインナーは着脱可能なので、バイクを降りてからはそのままフィールドジャケットとして使えます。
撥水性があるので、少しの雨なら弾いてくれます。フードも取り外しができるので、風が強い日は外しておくと安心ですね!
RSJ732 | ソフトシェル フーディ
防風・保温性に優れたソフトシェル素材を使ったフーディジャケットです。インナーダウンや薄手のニットとレイヤリングしやすいすっきりとしたシルエットで、春〜秋まで幅広く活躍しますよ。フードは折り畳めるので、走行中はコンパクトにまとめておけます。
CE LV.2規格のプロテクターを肩・肘に標準装備しているので、安全面も安心。ガレージ着感のないシンプルなデザインなので、カフェ立ち寄りやちょっとしたお出かけにもそのまま着ていけますよ!
胸部プロテクターは別売り!必ず準備しよう
タイチのジャケットには肩・肘・背中のプロテクターが入っていますが、胸部プロテクターは別売りとなっているものがほとんどです。
胸部は心臓や肺に近い重要な部位。転倒時のダメージを最小限にするためにも、ジャケットと一緒に胸部プロテクターも準備しましょう!
② シンプル&スタイリッシュなら Alpinestars(アルパインスターズ)

イタリアブランドならではの洗練されたデザインが魅力です。バイク用品店でも必ず見かけるブランドです!
アルパインスターズはイタリアに本社を置く、世界的によく知られたライディングギアブランドです。女性用の種類はやや少なめで、タイチと比べると価格は高めですが、飽きのこないシンプルなデザインと高い品質で長く使えるのが魅力ですよ。
STELLA SEKTOR v2 TECH HOODIE
軽量性・柔軟性・撥水性が特徴のソフトシェル素材を使ったストリートカジュアルパーカーです。肩・肘・背中内側はケブラーで補強されているので、万が一の事故でも服がボロボロに破けにくいです。
これでカフェに入っても全然浮かないですよね。バイクを降りてからがむしろおしゃれに見える!
「バイク乗ってます!」感をできるだけ出したくない方には特におすすめですよ。
STELLA T-SP S WATERPROOFジャケット
アルパインスターズ独自の防水透湿メンブレンDRYSTAR®を採用したツーリング向け全天候型ジャケットです。急な雨でもしっかり弾いてくれるので、雨天ライドに不安な方でも安心して走れますよ。
NUCLEON FLEX PLUSプロテクターを肩・肘に標準装備しているので、安全性も◎。タウンユースにも馴染むすっきりとしたシルエットで、バイクを降りてからもそのまま着られますよ!
胸部プロテクターは別売り!
アルパインスターズのジャケットも、胸部プロテクターは別売りです。セパレートタイプ・一体型タイプと2種類あるので、好みに合わせて準備しましょう!
③ こだわりの大人スタイルなら KUSHITANI(クシタニ)

ブーツ記事でも紹介しているクシタニですが、ジャケットも本当に質が高くておすすめです!価格は少し高めですが、その分長く付き合える1着になりますよ。
クシタニは静岡県に本社を置く日本の老舗バイクウェアブランドです。革ジャケットが有名ですが、ファブリックのジャケットもしっかりとした作りで、生地や運動性へのこだわりが他のブランドと一線を画します。
価格は今まで紹介したブランドより高めですが、人と差をつけたいなら断然クシタニがおすすめです!
RAY JACKET(KL-2352)

このジャケットの最大の魅力はその生地感です。表面はナイロンではなくコットン100%のムラ染めリップストップ素材を使用しているので、他のジャケットとは一味違う質感と雰囲気を楽しめますよ。
女性らしいスリムなラインが出るシルエットで、ポケットも必要最低限のすっきりとしたデザインです。裏地は吸汗速乾素材なので、コットンの良さを損なわずに快適に着られますよ。
防水性はないので、天気が不安な日はレインウェアを合わせるのがおすすめです。
AMENITE JACKET(アメニタジャケット / KL-2436)

防水・防風・透湿性能を備えたアウトドアテイストのフードスタイルジャケットです。軽量な作りで、ベンチレーション機能で体内の熱を逃がしながら走ることができます。
レインウェアと兼用できる防水性能があるので、バイクキャンプや泊まりのツーリングにもぴったりです。落ち着いたカラーリングで普段着にも合わせやすいデザインです!
KL-2415 FORWARD AD JACKET

耐久撥水加工を施したナイロン生地を使用した、アドベンチャースタイルのライディングジャケットです。タフな印象ながら街乗りにもなじむバランスのとれたデザインが特徴ですよ。
収納ポケットも多数あって使い勝手が良く、着脱可能なインナーライナー付きで春から秋まで幅広いシーズンに対応できます。
④ デザイン重視の一枚なら DAINESE(ダイネーゼ)

価格も高めですが、モータースポーツ好きなら抑えておいて損なしです!
ダイネーゼはイタリアに本社を置くアパレルメーカーで、バイク用品以外にも様々なジャンルのウェアを手掛けています。女性用のラインナップも充実していて、スポーティさとエレガントさを両立したデザインが魅力ですよ。
CENTRALE ABSØLUTESHELL™ PRO JACKET WMN
ダイネーゼ独自の防水透湿素材ABSØLUTESHELL™を採用した全天候型ジャケットです。4層ラミネート構造でしっかりとした防水性を発揮するので、雨の日のツーリングも安心ですよ。
着脱可能なキルティングライナーも付属しているので、肌寒い日のライディングにも対応できます。ブラック・グリーン・ロンドンフォグカモドットの全3色で、個性豊かなカラー展開が楽しめますよ!
AVRO 5 LEATHER JACKET WMN
フルグレインレザーを使用したプレミアムなレザージャケットです。バイオメカニクスデザインを採用しており、ライディングポジションでも動きやすい設計になっています。
肩・肘にはCE EN 1621.1対応のコンポジットプロテクターを標準装備。着込むほどに体になじむ本革の良さを、ライディングで体感してみてください!
ジャケットを選んだら、ほかの装備もチェック!

ジャケットと合わせて、グローブ・ブーツも揃えておくと安心です!こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
バイクに乗るときは、ジャケット以外の装備も大切です。転倒時に地面に当たりやすい手・足元も、しっかりプロテクトしておきましょうね。


まとめ:自分にぴったりの1着を見つけよう!
今回は女性ライダー向けのオールシーズンジャケットを、4ブランド10点ご紹介しました!
- コスパ重視・はじめての1着なら → RS TAICHI(タイチ)
- シンプルで普段着兼用したいなら → Alpinestars(アルパインスターズ)
- こだわりの質感・大人スタイルなら → KUSHITANI(クシタニ)
- デザインで差をつけたい・スポーティなら → DAINESE(ダイネーゼ)
「何を基準に選べばいいかわからない!」という方は、次の3点を考えてみると選びやすいですよ。
- 自分のヘルメットやバイクと色・雰囲気が合うか
- レインウェアを別途用意するかどうか
- どこにツーリングすることが多いか(街中?山?海沿い?)
大型のバイク用品店では店頭に並んでいることが多いので、一度試着してから決めるのが一番おすすめですよ!
ジャケットと一緒にグローブやブーツも揃えて、安全で楽しいバイクライフを過ごしてください!



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