安全で快適なライディングを楽しむために欠かせないアイテム、ライディングブーツ。
ツーリングや日常のライディングに活躍するブーツですが、
「どのくらい使えるの?」「買い替えのタイミングはいつ?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ライディングブーツは、その使用頻度やメンテナンスの状況によって寿命が大きく変わります。
劣化したブーツをそのまま使っていると、いざという時大変な目に合うかもしれません。
本記事では、バイクブーツの平均的な寿命や、長く使うためのポイント、買い替えのサインについて詳しくご紹介します!
ライディングブーツの寿命と買い替え時の3つのポイント
ライディングブーツの寿命は一般的には3〜5年程度とされています。
使用状況やメンテナンスの仕方、素材の質などによって異なります。
また、バイク用品メーカー、海外企業、安かろう悪かろうな製品など、メーカーによっても寿命が大きく変わってきます。
もしいま使っているバイクブーツが激安ブーツや運動靴なら、絶対にバイク用品メーカーが出しているブーツを買ってください!
たまに運動靴で走っている人を見かけますが、事故にあった時すぐ脱げなかったり、逆にすぐ脱げたりして足が無くなったり…というおぞましい結果を招いてしまいます。
使用頻度と走行条件
毎日使用したり、長距離・オフロードなどの過酷な条件で使っているとブーツは早く劣化します。
逆に、たまにしか乗らない場合や、舗装された道路だけで使用するなら、もう少し長持ちすることがあります。

サーキットで使う人も摩耗が激しそうだね。

レーシングブーツはリペアパーツがあるよ。
ブーツ本体が高いから、修理して長く使いたいね!
メンテナンスの有無
定期的にクリーニングや防水スプレーを使って適切に手入れをしていると、素材の劣化がゆるやかになり長持ちします。
特に本革のブーツは、乾燥やひび割れを防ぐために、専用のクリームでお手入れすると◯です!

革用のクリームが無い場合はハンドクリームも使えます!
素材の品質
合成皮革より本革、一般的な合成繊維の布より強化ナイロンの方が、一般的に強度が高いとされています。
例えば、強化ナイロンの一種であるCORDURA(コーデュラ)は、撥水性、摩擦・摩耗に強いナイロン生地なので、アウトドア用品やバイク用品でよく使われています。
もちろん高品質な素材ほど値段は高くなりますが、その分寿命も長くなるため、ランニングコストを考えて素材を選ぶようにしましょう。
買い替えを考えるタイミング
ここからは、バイクブーツを買い替える時のタイミングについて解説します!
実際のところ、人によってブーツの持ちは違うし、何を基準に考えたらいいのかわからない…という人もいるかと思います。
一番カンタンに寿命を判断できるのは、プロテクターの消耗とソール、紐のすり減り具合です。
歩いていてなんか滑るようになったなあ…と感じたり、見た目が良くないなと思う人も多くなる箇所ですよね。
ブーツによっては紐が切れることもあります。
「ゴチャゴチャ言わんとはっきりわかる基準がほしい!!」
という方は、最低限プロテクターやソール部分、ヒモで判断するのも良いかなと思います。
プロテクターの部分やソール、ヒモが傷んできたら買い替えのサイン!
定期的に状態をチェックすることをお勧めします!
パーツが劣化してきた時
長い間使っていると、各パーツに以下のような消耗を感じることがあります。
・ブーツ表面がボロボロになってきた
・マジックテープがくっつかない
・ソールがすり減ってきた
ブーツによってはリペア(修理)ができるメーカーもあります。(例:クシタニ)
しかし、一般的なツーリング用ブーツでは多くのメーカーが修理に対応していないため、自分で修理できない場合は買い直す必要があります。

マジックテープくらいなら100均で直せる…?

生地が分厚すぎて普通の針じゃ通らないかも…
履き心地が悪くなった時
使用するうちにブーツの形状が変わったり、内側のクッションがへたったりして履き心地が悪くなることがあります。
長時間のライディングでよく足が痛くなるようなら、新しいブーツへの買い替えを検討して良いかもしれません。
新しいデザインに興味がでた時
日本には素晴らしい名言があります。
買いたいときが、買い替え時!(by 家電芸人)
気になっているブーツがでてきたら、心機一転買い替えるのもアリ!
気分が上がりますし、気に入って納得したブーツなら大事に使おうという気持ちも湧きますよね。
買い替える時のポイント3つ
新しくブーツを買い替えるとして、重要視したいポイントはどこでしょうか?
- デザイン
- 価格
- ブランド
どれも大事ですが、ツーリング中は基本ずっと履き続けるものなので、できれば快適性・安全性にこだわりたいところ。
これから紹介する3つをおさえて、その上で好きなデザインや予算にあったものを選んでいくと、ツーリングがもっと楽しくなりますよ!
プロテクター
バイクブーツの最も重要な役割は、安全性の確保です。
つま先、かかと、くるぶし部分にプロテクターがしっかりと入っていることが重要です。
また、シフトパッドがあるとペダル部分に当たって靴がすり減るのを防止してくれます。
スライダーはゴリゴリに峠を攻める人以外はいらないかもしれませんが、レース好きな人はロマン溢れるパーツですよね…。
長時間履いても疲れないかどうか
長時間のライディングでも快適に過ごせるよう、フィット感が良いことが大切です。
長時間履くからと大きめのブーツを買う人も多いですが、大きすぎる靴はシフト操作がしづらく、事故の原因になることもあります。
必ず自分の足にあったサイズにしましょう!
また、バイクブーツはペダル操作を考えて、底が固く作られているものが多いです。
特に街乗りやツーリングが多い人は、底が硬いと歩きづらさを感じる人もいると思います。
100均などで売られているインソールをいれるだけで、快適に履けますのでお試しあれ!
防水・透湿性
ブーツを長く履き続けていると、足がムレたり嫌なニオイがして不快ですよね。
また、ツーリング中の突然の雨で足がずぶ濡れになり、足先が冷えて風邪をひく…なんてことも避けたいです。
そのため、ブーツを選ぶ上で防水性・透湿性は欠かせません。
防水・透湿性能に優れているゴアテックス素材のブーツを選ぶと
雨をしっかり防ぎながらムレも逃がしてくれるので、快適にツーリングできます♪

どうしても足のニオイが気になる人はクリームを塗るといいですよ!
おすすめのブーツは?
おすすめのブーツはこちらの記事でご紹介していますので
参考にしてください!
古いブーツは下取りに出せる!
古いブーツを処分しようとして、こんなお悩みを抱えたことはないでしょうか?
処分の仕方がわからない…
金属のパーツがあるからゴミ出しが面倒…
まだ履けそうなのに捨てるのはもったない…
ストストでは、自宅で簡単に買取申込みができるので、店頭に持ちこむ手間も時間も不要です!
バイクウェア専門なので、高価買取も期待できます!
古着屋さんに持ち込むより高く売れる可能性も…。
査定〜振込まで最短3営業日と、スピーディーにやり取りできるのも魅力。
気になった方は一度査定を依頼してみてください!
まとめ:ポイントを見極めてブーツを買い替えよう
新しいブーツはテンションが上がるもの。
上手に買い替えるポイントをおさえて、快適なツーリングライフを送りましょう!
コメント