バイクを買うのはいつがオトク?知っておきたい税金のはなし

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高校や大学を卒業して教習所へ通い始め、免許所で試験を受けて晴れて合格!
免許が取れたらすぐにバイクに乗りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

免許も取れたし、早速バイクを買いに行こうかな…

という方、ちょっと待った!
納車日をいつにするかで、1年分の税金を節税できるかもしれません!

買う時には税金のことなんて気にしてなかった人も多いのではないでしょうか?

今回は、つい見過ごされがちなバイクの税金についてお話します。

買うときはもちろん、売るときにも大事な知識ですので、「少しでもお得に買いたい!」という人は必見です☆

4月納車がいい?バイクにかかる税金のはなし

バイクを買う時には、

  • 車体代
  • バイク屋さんの整備費用
  • ナンバー取得費用
  • 自賠責保険、任意保険

など、様々なお金が必要になってきます。
「初めてバイクを購入する!」という人は、この4つは準備している人も多いハズ。

※バイクの任意保険の選び方についてはコチラの記事でも紹介しています。

しかし、日本には「税金」というスンバラシイ制度があり、バイクや車を買った時のみならず今後乗り続けるならずっと支払わなければならないお金があります。

バイクを維持するのに結構お金がいるんか…。

これから解説する税金はもちろん、車検代やパーツ代、ガソリン代などの維持コストは避けられない出費。
長くバイクに乗り続けるためにも、健全な予算・家計管理が必要ですが、いかんせん勉強なんてしたことがなかったので、以下の本はとても参考になりました!

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バイク取得時にかかる税金は2種類

バイクを買う時、取得する時には、主に2つの税金がかかります。

  • 軽自動車税
  • 重量税

いずれも地方税(都道府県に納める税金)で、市役所・陸運局が情報を管理しています。

排気量によって金額が異なりますが、このうち取得日が関わるのは軽自動車税です。

軽自動車税

軽自動車税は、1年間バイクを所有していると発生する税金です。

日本の税制では、二輪は軽自動車に区別され、その中で原付(一種・二種)、軽二輪、小型自動車と分かれていきます。

登録日と納車日

バイクが自分の手元に引き渡される日のことを「納車日」、公的機関に所有者を申請し受理された日を「登録日」と言います。
一緒やん…と思う人もいるかと思いますが、厳密には納車日と登録日は異なります

この登録日軽自動車税節税のカギなんです。

軽自動車税の金額

税額は、90cc以下、125cc以下、126cc~250cc以下、250cc超の4段階で変わります。

出展:総務省/地方税制度(平成28年度改正内容)より

上記の金額は1年分の金額で、日割りや月割りの計算はされません。また、4月1日時点で所有していた人が対象になります。

例えば9月1日に購入・納車した人の場合だと、翌年4月1日まで実質6カ月しか保有していないのに、1年分の税金を納める必要があります。

つまり、3月中にバイクを取得しようと思っている人は、1か月も経過していないのに1年分の税金を払うことになるのです。

これを逆手に取ると、4月2日以降に登録、納車日を設定すると、ほぼ1年分軽自動車税を払わなくてよくなるのです

もし日程の余裕があれば、早くバイクを買いたい気持ちをぐっとこらえて、登録日と納車日は4月2日~4月末までに設定することをおすすめします

念のため、ショップで購入する際は「登録日は4月2日以降でお願いします」と伝えておくとベストですね。

通知書が来る毎年5月〜6月が憂鬱。

売却の時も気を付けたい

4月1日時点の所有者に納税義務があるということは、売却するタイミングにも影響があります。

ずっと売ろうと思っていたのに、タイミングを逃して4月1日以降に売却・登録を抹消したら、本来払わなくても良かった税金を払うことになってしまいます

とにかく早く売却したい!という人以外は、遅くても2月~3月に売却すれば損はしませんね

軽自動車税は、4月1日時点でバイクを所有していた人が対象
・日割りや月割りは無く、1年分の税金を支払う
・4月2日~4月30日の間でバイクが登録されたら、ほぼ1年分の節税になる

重量税

重量税は、排気量と新規登録から経過した年数によって変化する税金です。

バイクの購入時や車検のときに支払い、排気量によって支払うタイミングや金額が異なります。

新規登録から経過した年数

新規登録から経過した年数、と言われてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。
ざっくり言うと「新車か中古車か」がポイントです。

新車は未登録=経過0年です。
一方、中古車は誰かが新車時に登録した年を0年として、そのバイクが廃車されない限り年数が経過していきます。

購入を検討しているバイクが250cc以上で、1990年代で新車登録されていたら、登録後30年以上経過しているため年2,500円の重量税が必要です。

旧車を大事に乗るほど税金が高くなるなんt…おっと誰かきたようだ…

重量税の金額

ここでは自家用車を前提として話を進めます。

出典:国税庁平成31年度税制改正 2019年5月1日からの自動車重量税の比較表

車検のない250cc以下のバイクは、購入時に一括で4,900円を払うだけ

一方250cc超は、

  • 新車で購入するとき:5,700円(1,900円×3年分)
  • 車検(継続検査):2年分

となり、だいたい2年毎に4,000円〜5,000円必要になってきます。

中古で車検切れのバイクを買う時は、新規登録から経過した年数に対応する金額×3年分が必要なので注意です!

廃車手続きをすれば税金は不要

大切な愛車は売りたくない、手元に置いておきたい!という方は、登録抹消や廃車手続きをすれば税金は不要です。

  • 125ccのバイクであれば、お住まいの役所で廃車手続きをするだけ(無料)。
  • 125cc超のバイクなら、管轄の運輸局で一時登録抹消手続き・永久登録抹消手続きのいずれかを選択。一時登録抹消手続きなら、中古新規登録をすれば再びナンバーを取得できます

いずれもナンバーを返還しなくてはならないので公道は走れなくなってしまいますが、サーキットや私有地での走行は可能です。

ハイエースなどで現地まで運べば(トランポ)、まだまだバイクを楽しむことができます。
乗らなくてもいいという方は、大切な思い出のバイクをお家に飾っておくのも一つの手段ですね。

長期でバイクを保管する時のメンテナンス方法や気をつけたいポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。

・重量税は、排気量と新規登録から経過した年数が重要
・250cc以下のバイクは購入時一括で4,900円払うだけ
・250cc超は新車購入時は3年分、車検ごとに2年分の納税が必要
・長期間乗らないけどバイクを手元に残したいなら廃車や登録抹消手続きを行う

まとめ

今回ご説明した内容を簡単にまとめると以下のとおりです。

登録日・納車日を4月2日~4月末までに設定する
買ったときに4,900円、以降車検ごとに4,000〜5,000円必要

廃車や登録抹消手続きを行えば税金は発生しない(ただし公道は走れない)

新車を買うときはもちろん、中古車を買うとき・友人からバイクを引き受けるときにも役立ちますので、覚えておくと損はないでしょう!

結局買いたい!って勢いが大事だったりするので、税金のことはおいおい考えよう…でも遅くはないと思います。
かしこく節約して、充実したツーリングライフを送りましょう☆

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