¡Hola! ろかです。
本日2月9日は、MotoGP最高峰クラス、唯一の日本人ライダー
中上 貴晶くんの29歳のお誕生日です!!!!!
¡Feliz cumpleaños, Taka!(スペイン語で誕生日おめでとう)
さて、ついこの間、インスタでスペインに帰ることを報告された中上くんですが、今年度は引き続きLCR Hondaで継続参戦。
2年間の契約延長にサインをしたとき、最新型のRC213Vをホンダからもらえることが発表されましたね。
マルク・マルケスの弟 アレックス・マルケスがチームメイトになりましたが、肝心のマルクは怪我で出場が危ぶまれる。
ポルも実力者ではありますが、慣れないチーム体制で初戦の成績がでるかどうか。
中上くんはホンダ歴が一番長い「先輩」として、注目ライダーになるのは間違いないでしょう!
そこで今回は、いよいよ迫るシーズン開幕に合わせ、中上くんにたったひとつだけ、今年期待することを書いてみたいと思います。
中上くん!今年こそ表彰台を見せてほしい!!!(切実)
勝利への強いこだわり
2020年シーズンの中盤以降の活躍はほんっとうに、めざましかった。のですが…
「勝負しろよ~~~~~~~~!!!!!!!」
と、テレビの前で叫んだファンは少なくないはず。
日本人らしく・・という言葉はあまり好きではないのですが、冷静に判断するあまり、駆け引きがあまり上手でない印象があります。
でも、今までのシーズンを振り返ると、今年は中上くんも攻めに転じる年なのではないでしょうか。
2019~2020年序盤は苦労していた
Moto2から昇格した後、マシンに合わせていくことがやっとだったのか、順位は中~下位が多かった中上くん。
2019年シーズンはチャレンジの年。度重なる転倒で手首を痛め、日本GP以降は欠場。
ヨーロッパライダーがよくやる「コバンザメ戦法」はあまりやらず、一人で淡々と走って置いていかれちゃう、のが中上くんのイメージでした。
カルのアドバイスも受けながら、着実に実力をつけていった中上くんは、ついにあるスタイルを習得することに成功したのです。
「マルク・スタイル」の習得、一瞬見えた初表彰台
2020年中盤から怪我で欠場していたマルクのチームから、データをもらったことで、確実に乗り方が変わりました。
上記は参考動画。上:2019年 下:2020年。身の乗り出し方が全く違います。
2019年第13戦 サンマリノGPの後、クラッチローが言った「バイクに乗れているという感触」、その言葉通り、中上くんのコントロール力、コーナリング精度は見違えるほど。
マシンを操れるようになった途端、4位に食い込んだりフロントロウに並んだり。
2020年第12戦テルエルGPでは、ポールポジションからホールショットを取った後の悲劇は、日本中のファンが大絶叫したことでしょう。
転倒後も「プレッシャーに負けた」とインタビューで語っていました。
一度見えた表彰台。最新型を与えたホンダの決意。
今年はプレッシャーをも追い風に変えてしまう、そんな中上くんを見てみたいです。
後輩ライダーが迫る中上くん。LCRで結果を!
2020年のMoto3では、なんと日本人ライダーの小椋藍(おぐら あい)くんが総合2位という結果に。
今年からMoto2に昇格し、日本人ライダーとしてトップへの道を歩み始めています。
彼も出光がスポンサーですから、中上くんは2年間できっちり成果を残さないと、小椋くんに猛追されてしまうかも。
ぜひ、2021年こそは、ここぞという時に勝負して、初表彰台に乗ってほしい。
今年ももてぎで会えますように…。
以上、ろかの叫びでした。¡Adios!
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