ヘルメットを脱いだあと、内装に白い汚れがついていた経験はありませんか?
汚れの正体はファンデーションだけではありません。日焼け止めも皮脂も付くので、すっぴんで乗っていてもチークパッドは汚れます。
内装は外して手洗いできますが、乾くまで外干しで半日、冬なら丸1日かかります。私も何度か洗っているうちに、じわじわ嫌になってきました。
だったら、最初から汚さないほうが早いですよね。
この記事では、内装を汚さない方法と、崩れにくいメイクの作り方をまとめました。汚れてしまったときの落とし方も書いています。
バイクに乗るからといって、化粧を諦めなくて大丈夫ですよ!
ヘルメットに化粧がつくのはなぜ?
内装が汚れるのは、メイクが濃いからじゃないんです。
原因は、汗で溶けたところにチークパッドがこすれること。
何がどこに付いているかがわかると、対策も選びやすくなりますよ。
汚れるのはチークパッドとおでこ
チークパッドとおでこが当たる部分が白く汚れやすいです。
この汚れは、ファンデーションだけでなく、日焼け止めや顔の皮脂も混ざっています。
チークパッドは頬に密着するよう設計されているので、顔の中でいちばん触れている時間が長い場所。
おでこも同様に、運転中にずっと触れる場所なので、頬とおでこのインナーが一番汚れるんです。

買ったばかりのヘルメットほど、白い汚れが目立って悲しくなるんですよね…。
汗で溶けたところが擦れる
ヘルメットの中って、想像以上に蒸れますよね。夏場はサウナ状態で、自分の呼吸でさらに蒸し暑くなる負のサイクルに…。
汗をかくと、ファンデやコンシーラーが溶けて、チークパッドが擦れ、内装に色が移ります。
特にヘルメットを脱ぐ時には、頬を挟んだまま上に引き抜くので、ファンデがこすれて一気に持っていかれます。
こすれて落ちるからとファンデを厚塗りするのは逆効果。内装が汚れるだけでなく、顔のメイクまで一緒に落ちてしまうんです。

私も昔は厚塗り派でした。落ちるのが怖くて塗り重ねると、余計に汚れるという悪循環でしたね。
すっぴんでも汚れる
私は普段、ほぼすっぴんで乗っています。目元だけメイクをして、あとは日焼け止めを塗るくらい。
それでもチークパッドはだんだん白く汚れてくるんです。
見た目ではわからないのですが、インナーは皮脂や汗を確実に吸っています。衛生的にも良くありません。
つまり、汚れるからメイクしないのは根本的な解決にはなりません。すっぴん派の方も、内装を汚さない工夫が必要になります。
内装を汚さない!間に1枚はさむのがポイント
内装を汚さない方法はズバリ、顔とヘルメットの間に、布を1枚はさむこと。
ここでは私が使っているものと、選ぶ時のポイントを書きますね。
フェイスカバーを使う
フェイスカバーは、ヘルメットの中にかぶる薄い布のこと。
フェイスカバーと聞くと、服屋さんで試着する時の不織布をイメージする方も多いと思います。ここでいうフェイスカバーは目元から下を覆うカバーのことを言います。
フェイスカバーがインナーと顔の間に挟まり、チークパッドが顔に触れなくなるので、内装に色が移りません。
着脱のときの摩擦も減るので、メイク崩れそのものも軽くなります。
洗うのも圧倒的にラク。インナーを外して手洗いするのと、布を1枚洗濯機に入れるのと、どちらが簡単かは考えるまでもありませんよね?

見た目がアサシンっぽくなってしまうので、そこはトレードオフというか…。
NAROOマスクがオススメ
フェイスカバーを持っていない人にオススメなのが、私が愛用しているNAROOマスクのF5とF5S。
F5は首元まで隠れるタイプで、F5Sは口元だけの短いタイプ。夏は短いタイプを使っています。
顔にぴったりフィットするから、内装と擦れることがほとんどありません。自転車用のマスクなので、息苦しさもなし!
花粉対策と日焼け対策も同時にできるので、ほぼ一年中つけていますよ。

洗濯も簡単にできるので、1枚持っておくと使い回しができて便利です!

手持ちのマスクでも代用できるけど…
新しくフェイスカバーを買うのがもったいなく感じる人は、家にあるマスクで試すこともできます。
不織布マスク、布マスク、ポリウレタンマスクなど色々ありますが、バイクに乗るなら布マスク・ポリウレタンマスクをオススメします。
理由は、呼吸がしやすいのと肌荒れするのを防げるから。
ヘルメットが肌に密着していても、頭を動かすとパッドと肌がこすれます。
不織布はマスクとしては優秀ですが、ムレやすく肌荒れしやすいので、ツーリング中にヘルメットの中で使うのはオススメしません。
また、小さめのマスクだとカバーしきれないので、大きめを選んでくださいね。

内装にティッシュを挟む方法も見かけますが、汗を吸って破れやすくなる・肌が弱い人は荒れやすくなるので、布を1枚はさむほうが確実です!
崩れにくいベースの作り方
崩れにくさは、メイクを始める前のスキンケアでほぼ決まります。そのうえでファンデを薄く密着させるのがコツ。
前日の保湿で8割決まる

ポイントは、バイクに乗る前日のケアです。
走っている間はずっと風にさらされるため、いつもより肌が乾燥しますし、空気中の小さなチリも付きます。
いつものスキンケアだけだと、ツーリング中に肌の水分が失われて肌荒れの原因に。
ただ、乾燥するからといって油分の多いクリームや乳液を朝に塗るのはオススメしません。ヘルメットの中で蒸れて、かえってメイクが崩れやすくなるからです。
前日の夜はパックや化粧水、美容液などを使ってクリームを塗る。朝は化粧水で水分チャージをして、軽めの乳液でケアをするのがオススメです。

ニキビ肌だった私は、当時流行っていたニベアのガッテン塗りを試しました。結果、休憩中に鏡を見るとメイクは崩れるわニキビはできるわ…で最悪でした…。
皮脂オフを忘れずに
スキンケアが終わったら、少し時間を置いてからティッシュで軽くぽんぽんと油分を取りましょう。
余分な油分をさっと取っておくだけで、ファンデの密着度が上がります。
皮脂が出やすいTゾーン、おでこと鼻は念入りに。これだけで崩れにくさがかなり変わりますよ!
ファンデは薄く密着させる
厚塗りはチークパッドに付きやすいですし、汗でもヨレやすくなるので、できるだけ薄づきで仕上げるのがコツ。
スポンジでポンポンと薄く広げながら、肌に密着させましょう。カバーしたい部分は、コンシーラーでピンポイントに乗せればOK。
ファンデはBBクリームやリキッドファンデがオススメ。とくにBBクリームは薄付きで肌に馴染みやすく、内装への付着も少なめです。
仕上げに軽くフェイスパウダーをはたいて、皮脂崩れを防ぎましょう。

逆にパウダータイプのファンデは、チークパッドにすぐ付いてしまいました。メイク直しの回数が増えて厚塗りになり、私には向きませんでした…。
三角ゾーンに集中する

両目尻と口角を結んだ三角形のエリア、いわゆる三角ゾーンを重点的にメイクしましょう!
チークパッドが当たりにくいゾーンなので、集中させるだけでもメイクが映えます。
皮脂で崩れやすい部分でもあるので、おでこや頬の外側は薄め、三角ゾーンは丁寧に仕上げてみてください!

頬の外側を薄くするだけでも、チークパッドの汚れがぐっと減りますよ。
仕上げはキープミスト
ベースメイクが完成したら、最後にメイクキープミストをひと吹き。
メイクを肌に定着させてくれるので、崩れにくさがぐっと上がります。夏場はひんやりして気持ちいいので一石二鳥ですね。

ツーリング中の眠気対策にもなりますよ。シュッとするだけでリセットされた気分になりますよね。
目元とまゆげは落ちない仕込みを
ベースができたら、次は目元。バイクのメイクは、目元さえ決まればなんとかなります。
逆に言うと、目元だけは気合を入れてメイクをする必要があります。
目元は意外と崩れない
ヘルメットのシールドやインナーが、目元に直接触れることはほとんどありません。
もちろん汗で崩れることはあって、マスカラやアイシャドウが溶けてパンダ目、というのはよくある話。
ただ、ベースメイクと違って擦れる部分がないので、仕込みさえしておけば、降りたあともちゃんと残ります。
フルフェイスなら目元だけで勝てる

フルフェイスはスモークシールドなら顔がほぼ隠れるので、シールドを上げたときに見えるのは目元だけ。
だったら、そこに全力を注ぎましょう。
とにかくサボりたいズボラな私は、ある日信号待ちでミラーをふと見たとき気づいたんです。「フルフェイスなら目元しか見えんやん!」と。
それからはアイメイクだけ気合を入れて、バイクを降りたらマスクをつける。
あら不思議、バッチリメイクしているように見えました。
ビューラーでしっかりまつ毛を上げて、ウォータープルーフのマスカラを重ねる。
アイラインもしっかり引いて目力を出しておくと、ヘルメットを脱いだときの「ちゃんとメイクしてる!」感が出ます。

こころなしか、他の男性ライダーさんの視線も優しい気がします…。
アイシャドウベースを仕込む
まぶたは皮脂が出やすく、時間が経つとアイシャドウがヨレやすい場所。
アイシャドウの前にベースを仕込んでおくと、発色が長持ちします。
もしくは、リキッドタイプのアイシャドウを使うのもアリ。まぶたへの密着度が上がって汗でヨレにくいので、さっと済ませたいときにオススメです。
アイシャドウが目に入ると、ゴロゴロしたり視界が悪くなったりして、運転に集中できません。
感染症のリスクもあるので、粉飛びしやすいものやラメの大きいものは避けたほうが安心です。

アイシャドウベースやリキッドタイプは、ロングツーリングのときに大活躍です!
マスカラとアイラインはウォータープルーフ
バイクに乗るときのアイライナーとマスカラは、ウォータープルーフがマスト。
普通のタイプだと汗や蒸れでにじんで、気づいたらパンダ目に…なんてことになりがちです。
ウォータープルーフなら汗をかいても崩れにくく、目元の仕上がりをキープできます。
まゆげは消える前提で仕込む
多くの方が悩む眉メイクですが、残念ながら眉メイクを完璧に守ることはできません…。私は帰宅すると、ほぼ毎回消えています。
崩れる原因は、汗と摩擦。いっそアートメイクするかとも思いますが、流行が激しい眉メイクで実行する勇気はなく…。
なので、できるだけ汗で消えないように工夫する必要があります。
ウォータープルーフのアイブロウで描いたあと、眉マスカラで固めると、ラインが消えていても形が残るようになりました。
眉ティントを使うのもアリ。ただし失敗すると直すのに時間がかかるので、ツーリング前に一度練習しておきましょう。
リップは乾燥対策がメイン
フルフェイスなら走行中はリップがほぼ見えないので、しっかり色を乗せなくても大丈夫。それより大切なのは乾燥対策です。
ヘルメットの口元のベンチレーションから風が吹き込んでくるので、意外と乾燥します。
リップクリームをしっかり塗ってから、気分で薄くカラーリップをのせる程度でOK。
出発前にティントを使うのもオススメです。
走行中は水分をこまめに取るとリップが取れてしまうので、私は朝にティント、ツーリング中はリップクリームで乾燥対策をしています。
チークはクリームタイプが落ちにくい
チークはパウダーよりクリーム、いわゆる練りタイプのほうが肌に密着します。
指でポンポンとなじませてから、上に薄くフェイスパウダーをはたく。これだけで持ちがかなり変わりますよ。
ジェットは顔の中心に集める

ジェットヘルメットは顔の大部分が見えるので、ベースメイクやリップにも気を使いたいところ。
顔の中心、鼻筋から口元にメイクを集めるイメージで仕上げると、全体がきれいに見えます。
ただしチークパッドは当たりやすいので、ベースメイクは薄めを意識してくださいね。
内装が汚れてしまったら
対策をしていても、内装は少しずつ汚れていきます。
落とし方と、やってはいけない乾かし方を知っておきましょう。
内装は外して手洗いする
フルフェイスの内装は、たいてい全部外せます。
チークパッドもインナーも、ボタンを外して引っぱれば取れる作りになっているものが多いです。
洗面器にぬるま湯を張って、おしゃれ着洗いの洗剤で優しく手洗い。ゴシゴシこすらず、押し洗いで十分落ちます。
すすぎ残しがあると肌荒れの原因になるので、念入りにすすいで、水が透明になるまで繰り返しましょう。

マスクを付けたくない、フェイスカバーが面倒、という方は潔く諦めて、こまめに洗うのもひとつの手です!
乾くまで半日、冬は丸1日
ヘルメットのインナーはスポンジでできているので、比較的乾きやすいです。
しかし、中途半端に乾いた状態でヘルメットに装着してしまうと、菌が繁殖してニオイの原因に。完全に乾くまで待ちましょう!
外に干すと、乾くまで半日はかかります。
夏場だともう少し短くなりますが、冬場だとほぼ丸1日かかりました。浴室乾燥機があれば2時間ほどで乾くので、自宅にある方は積極的に使いましょう。
インナーをヘルメットに戻す時、ボタンでパチっと留めるだけなので簡単…かと思いきや、コツをつかむまで割と時間がかかります。
インカムを着けている人は、配線にも気をつけないといけないので、さらに時間がかかります。
なので、インナーを洗うのは翌日バイクに乗る予定がない日がオススメ。

ツーリング当日に、そういえば昨日インナー洗ってたわ!と大慌てしたことが何度もあります…
高温で乾かすのは絶対にダメ
ヘルメットを早く乾かすために、ドライヤーや衣類乾燥機を使いたくなりますよね。でも、高温乾燥は絶対にNG。
ヘルメットメーカーのAraiの取扱説明書には、こんな記述がありました。
ヘルメットの高温乾燥は厳禁!ヘルメットを50℃以上の熱に曝すと素材に変形や変質が生じ、ヘルメットの性能を大きく損ないます。ヘルメット全体、または取り外した内装を、業務用乾燥機・ドライヤー・ストーブ・各種ヒーター類・電子レンジ・オーブン・各種バーナー、トーチ類・直火などで絶対に乾かさないでください。また、衣類乾燥機、洗濯乾燥機による内装の乾燥も、その乾燥温度が50℃以上に達する場合は使用をお止めください
出典:アライヘルメット「取扱説明書」
ヘルメット本体だけでなく取り外した内装も対象で、温度の線引きは50℃だということ。
裏を返すと、50℃を超えなければ機械で乾かしてもいいんです。
| 乾かし方 | 温度 | 使える? |
|---|---|---|
| 風通しのいい日陰 | 室温 | ○ |
| 浴室暖房乾燥機 | 平均40〜45℃、最大約48℃ | ○ |
| 衣類乾燥機(ヒーター弱) | 約50〜60℃ | × |
| 衣類乾燥機(ヒーター強) | 約70℃ | × |
| ドライヤー | Araiが名指しで禁止 | × |
浴室乾燥機は使っても大丈夫! 外干し一択だと、忙しい日はどうにもなりませんもんね。

これでダメだったら私の5年間が無駄になるところでした…あぶねー!
ドラム式洗濯機の乾燥モードは、方式によって温度がかなり変わるので、使う前に一度チェックしておきましょう。
インナーを外さないで、軽く汗やムレを飛ばしたい時は、風通しのいい日陰に干すか、サーキュレーターの風を当てるのがオススメ。
内装が外せるかは買う前に見ておく
ヘルメットは安全性で選ぶものなので、化粧が崩れるからと半ヘルにするのは本末転倒。
ジェットかフルフェイスを選ぶ前提で、内装が外して洗えるかどうかは確認しておきましょう。
私が使っているSHOEI・Arai・HJCのフルフェイス3つは、内装を全部外すことができます。
ですが、最初に使っていたKabutoのジェットヘルメットは、インナーが外せないタイプだったんです。
外せないタイプだと、汚れたときに拭くしかないので、お手入れが地味に面倒でした。

意外と気にしないポイントではありますが、インナーを外せるタイプを選ぶだけで、長く清潔に使えますよ!

人のヘルメットを借りるとき
彼氏や友達のバイクに乗せてもらうとき、ヘルメットを借りる人もいると思います。
人のものだと思うと、余計に気を使いますよね。
借りたヘルメットを汚すとどうなる?
残念ながら、化粧をした状態で人のヘルメットを借りた経験がありません。

でも、貸す側の気持ちならわかります!
ヘルメットのインナーが汚れたら、内装を外して、手洗いして、干して、また付け直す。
割と手間がかかる作業なので、汚してしまうと、相手にこの手間をかけることになります。
逆に言えば、汚さない工夫をすることで、借りたヘルメットの汚れを最小限に抑えられます。
借りる側のマナーとして、「化粧で汚れちゃうかも」と一言伝えておきましょうね。

好きな人の汚れなら全然気にならないよ!という人もいますが、そこは愛ですね…。
マスクを1枚持っていけば安心
メイク汚れの対策として、マスクやフェイスカバーを1枚持っていきましょう。
顔とチークパッドの間に布があれば色は移りません。大きめのマスクなら、頬もしっかりカバーできます。
目元〜首までしっかり隠せるフェイスカバーを使えば、メイクが余計なところに着いてしまうのを防げます。
すっぴんで行かない方法
「お化粧しないで来て」と言われて困った、という話も見かけます。
でも、すっぴんに抵抗があるのは当然ですよね。
キレイ好きの人や、そこまで関係性が築けていない人なら、フルメイクは避けたほうが無難。後から余計なトラブルにつながる可能性があります。
仲が良く相談ができそうな人なら、どうしてもすっぴんは難しいこと、自分ができる対策を伝えましょう。
- どすっぴんは抵抗がある
- 薄くメイクだけさせてほしい
- フェイスカバーやマスクを使ってインナーに付かないようにする
- 汚れたら自分が洗う、またはクリーニング代を払う
下地+フェイスパウダーを薄く付けるなど、万が一汚れがついても最小限になるようなベースメイクがいいですね。
目元はインナーが触れない場所なので、アイメイクを頑張ることをオススメします。
とはいえ、ゴテゴテのつけまやラメ飛びしやすいアイシャドウは控えたほうがベター。
それでも相手が「すっぴん以外認めない!」ってことなら諦めるか、バイクに乗せてもらうのは止めましょう…。

ピアスは乗る前に外すか、キャッチが平らな引っかからないタイプにしておきましょう!バイクに乗る時のピアス問題について、別の記事で解説しています。

ツーリング中のメイク直し
走行中はヘルメットを脱げないので、直せるのは停まったときだけなので、出発前の準備がとても大事。
休憩のたびの確認は習慣にしておきましょう。
走行中は直せない。出発前が勝負
わかりきったことですが、運転している間はメイクを直せません。
だからこそ、出発前にどれだけ丁寧に仕込むかが勝負!
スキンケア、ベース、ポイントメイクの手を抜かず、最後はキープミストで仕上げて出発しましょう。
直すなら道の駅かSAで
私がメイクを直すのは、だいたい道の駅か高速のSAです。コンビニのトイレは避けています。
コンビニは他のライダーもたくさん利用しますし、男性と共用のところが多いので、正直あまり長居したくないんですよね。
逆に、パウダールームがある道の駅やSAを見つけると「好き!」ってなります。座って直せますし、鏡も大きいので。

ツーリングルートを組むとき、密かな判断材料になっています!
休憩のたびにサッと確認する
汗をかいているなら、拭き取ってからパウダーを薄くはたくのがポイント。
薄づきで仕上げていれば、思ったよりダメージが少なく済むこともありますよ。

私はSAに着いたら、まずおでこの汗をチェックします。ここが一番くずれやすいので!
持っていくのは3つだけ
荷物をなるべく減らしたいバイク旅では、コスメもコンパクトにしたいですよね。
- フェイスパウダー(コンパクト):崩れたベースをサッとおさえる
- アイブロウ(ウォータープルーフ):眉が薄くなってきたら書き足せる
- リップクリーム:乾燥対策と色味の補正を兼ねる

テカリ防止パウダーがあると、長時間のツーリングでも安心。私はイニスフリーのパウダーを愛用していて、小さくて持ち運びしやすいのでオススメです!
ズボラさんはこれだけでOK

ここまで読んで、やることが多いと思った方、安心してください。日焼け止めとポイントメイクさえできれば、バイクのメイクは成立します。
日焼け止めと目元だけでなんとかなる
昔からニキビ肌で、いろんなスキンケアを試しても顔面ニキビまみれだった私。ファンデーションも合う合わないが激しくて、もう化粧するのをやめようと半ば諦めていました。
でも、日焼け止めとアイメイクだけがんばってみたら、意外と気にされていないと気づいたんです。
バイクを降りたあとはマスクで隠すもよし、リップを塗ってごまかすもよし。休憩のときに軽くパウダーをのせるのもアリ。
じっと見つめられたら「肌がなんだか暗いかも?」と思われそうですが、すれ違うくらいなら誤魔化せます。

夫を相手に実験してみたら、ほぼ気づかれませんでした…。肌荒れがひどい方にもオススメしたいです!
日焼け対策だけは外せない
ポイントメイクをバッチリしても、肌に何も塗らないのはオススメしません。
バイクに乗るときはずっと太陽にさらされるので、日焼けは死活問題。乾燥するとメイク崩れにもつながりますし、ヘルメットの焼け跡がつくと悲惨です。
下地に日焼け止め効果の高いものを選ぶ、休憩時にスプレータイプを使うなど、こまめに塗り直しましょう。
私が愛用しているのはアスリズム。SPF50+で効果はバツグンですし、顔にも体にも使えます。
何より、顔に塗ってもニキビができにくいのが決め手でした。スプレータイプもあるので、ツーリング中の塗り直しにもピッタリ。

首や腕の日焼けも対策したい方は、こちらの記事にまとめています!

これだけ持っていけばOK
- 日焼け止め(必須)
- ウォータープルーフのアイライナー
- ウォータープルーフのマスカラ
- 眉マスカラかウォータープルーフのアイブロウ
- リップクリーム(色付きがオススメ)

よりシンプルに。日焼け対策とポイントメイクだけは手を抜かない!
肌荒れと帰ってからのケア
走ったあとの肌は、思っている以上にダメージを受けています。帰ってからのケアまでがワンセットと考えましょう。
頬がこすれて荒れることがある
チークパッドに頬が当たり続けると、乾燥でファンデが浮いてくることがあります。私はニキビが増えたこともありました。
原因は摩擦と、汗がずっと肌に触れていること。
対策にはフェイスカバーが有効。布が1枚あるだけで、直接こすれるのを防げるんです。
荒れているときに、隠そうとしてファンデを厚く塗るのは逆効果。チークパッドに汚れがつきやすくなるので、薄付きが大切です。
目元だけ作って、あとは日焼け止めにとどめておきましょう。
帰ったらすぐメイクを落とす
帰宅したら、できるだけ早くメイクを落としてスキンケアを始めましょう。
空気中の排気ガスやホコリ、紫外線で肌にはダメージがたまっています。そのままにしておくと、肌荒れや乾燥の原因に。
オススメは、帰ってすぐお風呂に入ってしまうこと。涼しい時期なら冷えた体を温められますし、暑い時期はシャワーでリフレッシュできます。
早く休みたい気持ちは痛いほどわかります。それでも、明日の自分のために先に落としてしまいましょう。

帰ってソファに座ったら終わり。玄関でヘルメットを置いたら、そのままお風呂に直行しましょう!風呂キャンダメ!
クレンジングは優しく落とす
帰宅後の肌はデリケートな状態。ゴシゴシこするのではなく、クレンジングをたっぷり使ってなでるように落とします。
オイルやバームタイプなら、摩擦を最小限にしてすっきり落とせますよ。
本当に面倒な日は拭き取りタイプでも…と言いたいところですが、できればオイルやミルク、バームでしっかり汚れを浮かせてほしいところ。

私は汚れをしっかり落とせるオイルクレンジングを愛用しています。どれでもいいのですが、無印のオイルクレンジングが好きです。
保湿は前日と同じくらい
クレンジングが終わったら、スキンケアも入念に。
前日の準備と同じく、水分をしっかりチャージしましょう。パックや美容液を使うのもオススメです。

肌が疲れているなと思った日は、シートマスクを1枚。翌朝の肌がぜんぜん違いますよ!
ヘルメットで崩れるのは、メイクだけではなく髪も同じですよね。崩れにくい髪型はこちらにまとめています。

まとめ
バイクに乗るときの化粧で、押さえておきたいポイントをまとめます。
- 内装は顔との間に布を1枚はさんで守る
- ベースメイクは薄く、密着させる
- 目元はウォータープルーフで仕込む
- まゆげは消える前提で、下地と眉マスカラを重ねる
- 汚れたら内装を外して手洗い。50℃以上の乾燥はNG
- 人のヘルメットを借りるならマスクを1枚
- 帰ったらすぐ落として、しっかり保湿
「メイクがすぐ崩れるからどうせ無駄」と諦めていた方も、仕込み方をちょっと変えるだけで全然違います。
ツーリング先でもかわいい自分でいられたら、バイクはもっと楽しくなるはず。
完璧じゃなくて大丈夫。まずは目元だけバッチリ決めることから始めてみてください。
きっとヘルメットを脱いだ瞬間が、ちょっぴり楽しみになりますよ!



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