ヘルメットを脱いだあと、インナーに白い汚れがついていた経験はありませんか?
汚れの正体は、ファンデーションや日焼け止め、顔の皮脂です。すっぴんで乗っていてもチークパッドは汚れるんです。
内装は外して手洗いできますが、乾くまで時間がかかって、正直面倒…。
だったら、最初から汚さないほうが早いですよね!
この記事では、内装を汚さない方法と、崩れにくいメイクの作り方をまとめました。汚れてしまったときの落とし方も解説します。

バイクに乗っても、キレイを両立できます!
ヘルメットに化粧がつくのはなぜ?
結論、インナーが汚れるのは、汗で溶けたところにチークパッドがこすれるからなんです。
メイクが濃いと余計に汚れやすくなるので、なるべく薄付きを意識しましょう。
汚れやすいチークパッドとおでこ
チークパッドとおでこが当たる部分が白く汚れやすいです。
この汚れは、ファンデーションだけでなく、日焼け止めや顔の皮脂も混ざっています。
チークパッドは頬に密着するよう設計されているので、顔の中でいちばん触れている時間が長い場所。
おでこも同様に、運転中にずっと触れる場所なので、頬とおでこのインナーが一番汚れるんです。

買ったばかりのヘルメットほど、白い汚れが目立って悲しくなります…。


洗濯機で洗ってみても、チークパッドについたファンデ汚れは全然落ちませんでした…。
メイクが汗で溶ける
ヘルメットの中は自分の呼吸で蒸れやすく、汗をかきやすい環境。汗をかくと、ファンデやコンシーラーが溶けて、インナーに色が移りやすくなります。
特にヘルメットの着脱時には、頬がこすれてしまうのでインナーがファンデを一緒にこすってしまいます。
こすれて落ちるからとファンデを厚塗りするのは逆効果。インナーがさらに汚れるだけでなく、大きくメイクが崩れてしまうので、オバ見えしやすくなります。

昔、メイクが落ちるからとファンデを厚塗りして、帰宅時に鏡を見ると10歳くらい老けてました…。
すっぴんでも汚れる
私は普段、日焼け止めと目元だけメイクをしてバイクに乗っていますが、チークパッドは白く汚れてきます。
ぱっと見汚れていなくても、皮脂や汗を吸っているので、かなり不衛生。
つまり、汚れるからメイクしないのは根本的な解決にはなりません!

すっぴん派の方も、できるだけ内装を汚さない工夫が必要です!
ヘルメットの内装を汚さない方法
内装を汚さない方法はズバリ、顔とヘルメットの間に布を1枚はさむことです。
実際に使っているオススメのマスクもご紹介します。
フェイスカバーを使う
フェイスカバーと聞くと、服屋さんで試着する時の不織布をイメージする方も多いと思います。
ここでいうフェイスカバーは目元から下を覆うカバーのことです。

最近街でも良く見かけますね!
- 顔が直接インナーに当たらず汚れない
- 摩擦が減って肌のダメージが少なくなる
- 洗いやすい

見た目がアサシンっぽくなってしまうので、そこはトレードオフというか…。
【オススメ】NAROOマスク
バイク用として特にオススメなのが、私が愛用しているNAROOマスクです。

- フィットするので摩擦がほとんどない
- 息が苦しくない
- ノーズフィットで花粉を通さない
- UV対策もバッチリ
- 洗濯機で洗える(ネット使用)
洗濯も簡単にできるので、1枚持っておくと使い回しができて便利です!

使い方は以下の記事で熱く語っています!

不織布マスクはNG
新しくフェイスカバーを買うのがもったいなく感じる人は、家にあるマスクで試すこともできます。
バイクに乗る時使うなら布マスク・ポリウレタンマスクをオススメします。
理由は、呼吸がしやすいのと肌荒れするのを防げるから。
不織布はフィルター機能が優秀ですが、摩擦で肌荒れしやすくムレやすいので、ツーリング中にヘルメットの中で使うのはオススメしません。
小さめのマスクだとカバーしきれないので、大きめを選んでくださいね。

内装にティッシュを挟む方法も見かけますが、汗を吸って破れやすくなる・肌が弱い人は荒れやすくなります。布を1枚はさむほうが確実です!
崩れにくいベースの作り方
崩れにくさは、メイクを始める前のスキンケアでほぼ決まります。そのうえでファンデを薄く密着させるのがコツ。
前日の保湿が8割!

ポイントは、バイクに乗る前日のケア。
前日の夜は、いつものケアにプラスして、念入りにスキンケアをしましょう。手軽にできるパックや美容液がオススメです。
走っている間はずっと風にさらされるため、いつもより肌が乾燥して、ツーリング中に肌の水分が失われて肌荒れの原因になります。
朝は化粧水で水分チャージをして、乳液で水分ケアをしましょう。
乾燥するからといって油分の多いクリーム・乳液を朝に塗るのはオススメしません。ヘルメットの中でムレて、メイクが崩れやすくなります。

ニベアのガッテン塗りを試したところ、メイクは崩れるわニキビはできるわ…で最悪でした…。
ベースは薄く密着させる
ファンデを厚塗りすると崩れの原因になるため、バイクに乗る時のベースメイクは「とにかく薄く」です!
- ティッシュで軽く油分を取る
- メインは下地+フェイスパウダー
- ファンデを使う場合は三角ゾーンに
- スポンジで薄く広げる
- 気になる所はコンシーラーでカバー

チークパッドが当たりにくい三角ゾーンは丁寧に、おでこや頬の外側は薄めに仕上げましょう!
ファンデはBBクリームやリキッドファンデがオススメ。とくにBBクリームは薄付きで肌に馴染みやすく、内装への付着も少なめです。
逆にパウダータイプのファンデは、チークパッドにすぐ付いてしまい、私には向きませんでした…。
最後にメイクキープミストをひと吹きするとより崩れにくくなります。

アルコールに弱い人・かぶれやすい人は、ノンアルコールのキープミストを使いましょう!
日焼け対策は万全に
ファンデを薄くしても、日焼け止め・紫外線対策の下地は必ず塗りましょう。
バイクに乗るときの日焼けは死活問題。日焼けにより肌が乾燥するとメイク崩れにもつながりますし、ヘルメットの焼け跡がつくのも嫌ですよね。
- SPF50+/PA++++のものを選ぶ(レジャー用)
- 休憩時にスプレータイプで上から塗り直す
- 皮脂くずれに強いものを選ぶ
私が愛用している日焼け止めはビオレのアスリズム。SPF50+で効果はバツグンですし、顔に塗ってもニキビができにくいのがお気に入りです。

スプレータイプもあるんですが、エタノールが入っているので肌が弱い方はやめときましょう。私はダメでした…。
▼顔以外も日焼け対策したい方はコチラもオススメ▼

ポイントメイクが勝負

バイクのメイクは、目元さえ決まればなんとかなります。
ズボラさんでも、日焼け止めとポイントメイクさえできれば、バイクのメイクは成立するんです!
目元だけでOK

ヘルメットのシールドやインナーが、目元に直接触れることはほとんどありません。こすれる部分がないので、降りた後もメイクが残りやすいです。
フルフェイスはスモークシールドなら顔がほぼ隠れるので、シールドを上げたときに見えるのは目元だけ。だったら、そこに全力を注ぎましょう。
とにかくズボラな私は、信号待ちでミラーをふと見たとき「フルフェイスなら目元しか見えんやん!」と気づきました。
ビューラーでしっかりまつ毛を上げて、アイラインもしっかり引いて目力を出しておくと、ヘルメットを脱いだときのしっかりメイク感が出ます。
バイクを降りたあとはマスクで隠すもよし、リップを塗ってごまかすもよし!

ジェットヘルメットは顔の大部分が見えるので、顔の中心、鼻筋から口元にメイクを集めるイメージで仕上げると、全体がきれいに見えます。

夫を相手に実験してみたら、ほぼ気づかれませんでした…。肌荒れがひどい方にもオススメしたいです!
ウォータープルーフはマスト
バイクに乗るときのアイライナーとマスカラは、ウォータープルーフのものがマスト。
普通のタイプだと汗や蒸れでにじんで、気づいたらパンダ目になりがちです。
- アイブロウ
- 眉マスカラ
- アイライナー
- マスカラ
まぶたは皮脂が出やすいので、アイシャドウの前にアイシャドウベースを使うか、密着度の高いリキッドタイプを使うと汗でヨレにくくなります。
アイシャドウは粉飛びしやすいものやラメの大きいものは避けたほうが安心です。

目に入ると運転に集中できませんし、感染症のリスクもあります。グローブを付けたままで直せませんからね!
汗で消えるのでこまめに直す
とはいえ、ウォータープルーフに頼っても、眉やアイメイクは時間が経つと崩れていきます。
崩れる原因は、汗と摩擦なので、休憩のたびにこまめに描き足す前提で考えましょう。
リップも同じで、走行中に水分をこまめに取ると取れてしまいます。私は朝にティント、ツーリング中はリップクリームで乾燥対策をしています。

いっそアートメイクするかとも思いますが、流行が激しい眉メイクで実行する勇気はなく…。
内装が汚れてしまったら
対策をしていても、ヘルメットの内装は少しずつ汚れていきます。
特にファンデーションの汚れは洗濯機で洗っても落ちにくいので、内装を外して手洗いするのが確実です。
ファンデ汚れは手洗いで落とす
内装を洗うときは、ヘルメットから外して、中性の洗剤で手洗いしましょう。
- 内装を外して中性洗剤で手洗い
- 白い汚れはウタマロ石けんでもみ洗い
- 50℃以上の乾燥はNG
ドライヤーや衣類乾燥機で高温にすると、ヘルメットの素材が変形するおそれがあるので、陰干しか浴室乾燥機で乾かしましょう。
内装の外し方から洗い方、乾かし方までは、こちらの記事で写真つきで解説しています。


マスクを付けたくない、フェイスカバーが面倒、という方は潔く諦めて、こまめに洗うのもひとつの手です!
内装が外せるか買う前に確認
ヘルメットは安全性で選ぶものなので、化粧が崩れるからと半ヘルにするのは本末転倒。
ジェットかフルフェイスを選ぶ前提で、内装が外して洗えるかどうかは確認しておきましょう。
私が使っているSHOEI・HJCは、内装を全部外せますが、Araiは一部本体に残ってしまいます。
外せないところは拭くことしかできないので、お手入れが面倒です…。

意外と気にしないポイントではありますが、インナーを外せるタイプを選ぶだけで、長く清潔に使えますよ!

人のヘルメットを借りるとき
彼氏や友達のバイクに乗せてもらうとき、ヘルメットを借りる人もいると思います。
人のものだと思うと、余計に気を使いますよね。
借りたヘルメットを汚すとどうなる?
残念ながら私は、化粧をした状態で人のヘルメットを借りた経験がありません。

でも、貸す側の気持ちならわかります!
ヘルメットのインナーが汚れたら、内装を外して、手洗いして、干して、また付け直す。
割と手間がかかる作業なので、汚してしまうと、相手にこの手間をかけることになります。
逆に言えば、汚さない工夫をすることで、借りたヘルメットの汚れを最小限に抑えられます。
借りる側のマナーとして、「化粧で汚れちゃうかも」と一言伝えておきましょうね。

好きな人の汚れなら全然気にならないよ!という人もいますが、そこは愛ですね…。
マスクを1枚持っていけば安心
メイク汚れの対策として、マスクやフェイスカバーを1枚持っていきましょう。
顔とチークパッドの間に布があれば色は移りません。大きめのマスクなら、頬もしっかりカバーできます。
目元〜首までしっかり隠せるフェイスカバーを使えば、メイクが余計なところに着いてしまうのを防げます。
すっぴんで行かない方法
「お化粧しないで来て」と言われて困った、という話も見かけます。
でも、すっぴんに抵抗があるのは当然ですよね。
キレイ好きの人や、そこまで関係性が築けていない人なら、フルメイクは避けたほうが無難。後から余計なトラブルにつながる可能性があります。
仲が良く相談ができそうな人なら、どうしてもすっぴんは難しいこと、自分ができる対策を伝えましょう。
- どすっぴんは抵抗がある
- 薄くメイクだけさせてほしい
- フェイスカバーやマスクを使ってインナーに付かないようにする
- 汚れたら自分が洗う、またはクリーニング代を払う
下地+クリアのフェイスパウダーを薄く付けるなど、汚れがついても最小限になるようなベースメイクがオススメ。
目元はインナーが触れない場所なので、アイメイクを頑張ることをオススメします。
とはいえ、ゴテゴテのつけまやラメ飛びしやすいアイシャドウは控えましょう。
それでも相手が「すっぴん以外認めない!」ってことなら諦めるか、バイクに乗せてもらうのは止めましょう…。

ピアスは乗る前に外すか、キャッチが平らな引っかからないタイプにしておきましょう!バイクに乗る時のピアス問題について、別の記事で解説しています。

ツーリング中のメイク直し
走行中はヘルメットを脱げないので、直せるのは停まったときだけなので、出発前の準備がとても大事。
休憩のたびの確認は習慣にしておきましょう。
コンビニのトイレでは直さない
コンビニのトイレでガッツリメイク直しをするのはマナー違反です。
コンビニは他のライダーもたくさん利用するので、メイク直しで個室を占領すると、他の方やお店に迷惑がかかります。
また、男性と共用のところが多いので、正直あまり長居したくないと感じる方も多いですよね。
メイク直しはトイレの数が多い道の駅や、パウダールームがあるSAでしましょう!

そもそもトイレが使えないコンビニもありますよね。最悪の場合ライダーお断りになってしまうので、みんなでマナーを守って利用しましょう!
持っていくアイテム3つ
荷物をなるべく減らしたいバイク旅では、コスメもコンパクトにしたいですよね。
- フェイスパウダー(コンパクト):崩れたベースをサッとおさえる
- アイブロウ(ウォータープルーフ):眉が薄くなってきたら書き足せる
- リップクリーム:乾燥対策と色味の補正を兼ねる

テカリ防止パウダーがあると、長時間のツーリングでも安心。私はイニスフリーのパウダーを愛用していて、小さくて持ち運びしやすいのでオススメです!
肌荒れと帰ってからのケア
走ったあとの肌は、思っている以上にダメージを受けています。
帰ってからのケアがめちゃくちゃ重要です!
肌がこすれて荒れやすい
チークパッドに頬が当たり続けると、摩擦や乾燥でファンデが浮いてきたり、布に付着した汚れに雑菌が繁殖しニキビが増えたりします。
対策にはフェイスカバーが有効です。布が1枚あるだけで、直接こすれるのを防ぐことができます。
荒れているときに、隠そうとしてファンデを厚く塗るのは逆効果。チークパッドに汚れがつきやすくなるので、薄付きが大切です。

日焼け止め+フェイスパウダーくらいの軽めのメイクにしましょう!
帰宅後すぐメイクを落とす
帰宅したら、できるだけ早くメイクを落としてスキンケアを始めましょう。
空気中の排気ガスやホコリ、紫外線で肌にはダメージが蓄積。そのままにしておくと、肌荒れや乾燥の原因になります。
オススメは、帰ってすぐお風呂に入ることです。涼しい時期なら冷えた体を温められますし、暑い時期はシャワーでリフレッシュできます。
早く休みたい気持ちは痛いほどわかります。それでも、明日の自分のために先に落としてしまいましょう!

帰ってソファに座ったら終わり。玄関でヘルメットを置いたら、そのままお風呂に直行しましょう!風呂キャンダメ!
クレンジングは優しく
帰宅後の肌はデリケートな状態。ゴシゴシこするのではなく、クレンジングをたっぷり使ってなでるように落とします。
オイルやバームタイプなら、摩擦を最小限にしてすっきり落とせますよ。
本当に面倒な日は拭き取りタイプでも…と言いたいところですが、できればオイルやミルク、バームでしっかり汚れを浮かせてほしいところ。

私は汚れをしっかり落とせるオイルクレンジングを愛用しています。どれでもいいのですが、無印のオイルクレンジングが好きです。
保湿は丁寧に
クレンジングが終わったら、スキンケアも入念にしましょう。
前日の準備と同じく、水分をしっかりチャージ。パックや美容液を使うのもオススメです。

肌が疲れているなと思った日は、シートマスクを1枚。翌朝の肌がぜんぜん違いますよ!
ヘルメットで崩れるのは、メイクだけではなく髪も同じですよね。崩れにくい髪型はこちらにまとめています。

まとめ
バイクに乗るときの化粧で、押さえておきたいポイントをまとめます。
- 内装は顔との間に布を1枚はさんで守る
- ベースメイクは薄く、密着させる
- 目元はウォータープルーフでしっかりメイク
- 汚れたら内装を手洗い。50℃以上の乾燥はNG
- 人のヘルメットを借りるならマスクやフェイスカバーを使う
- 帰ったらすぐ落として、しっかり保湿
「メイクがすぐ崩れるからどうせ無駄」と諦めていた方も、事前の準備を変えるだけで持ちがよくなります。
ツーリング先でもかわいい自分でいられたら、バイクはもっと楽しくなるはず!
完璧じゃなくて大丈夫。まずは目元だけバッチリ決めることから始めてみてください。

きっとヘルメットを脱いだ瞬間が、ちょっぴり楽しみになりますよ!



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